2日前、

劇作家の平田オリザさん原作、
「踊る大捜査線」シリーズ監督で有名な、本広克行さん監督の、

「幕が上がる」

を観てきました。(レイトショーで)

ももいろクローバーZさんの、メンバーが、
高校生の演劇部員に扮し、
高校演劇の全国大会を目指す、という映画なのですが、

ファンの方には怒られるかもしれませんが、

ももいろクローバーZさんは、
テレビで、ザク(機動戦士ガンダムの)のような肩アーマーを付け、
アラレちゃん(Dr。スランプの)のように走り回る姿しか観ておらず、
別段、興味もありませんでした。

ところが!

ももクロの彼女たち、すごい!!
演技臭さが微塵もない!!


まるで、本物の高校生たちを追っかけたかのような、
ドキュメントかと思ってしまうような、
混じりっけのない、ナチュラルな演技・・・

もちろん、監督の手腕もあるのでしょうが、
彼女たちが大人気である理由が、
何となく、わかる気がしました。

なぜ、このBLOGで紹介させていただこうと思ったか?

実は、映画の中に、

朗読にも深く関わる部分があるからなのです。

発声練習のシーンで、

「あえいうえおあお」や、
「あいうえおの歌」(朗読検定の課題にもなっています)

が出てきますし、

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」が、
彼女たちの演目になります。

(相対性理論の話なんかも出てきます)

また、国語の授業では、

谷川俊太郎さんの「二十億光年の孤独」を、
国語教師に扮する、俳優の志賀廣太郎さんが朗読します。

脇を固めるのは、

黒木華さん、
ムロツヨシさん、
清水ミチコさん、

他にも、カメオ出演多数!
このあたりも見どころです。

朗読や、演劇をしている方はぜひ、観に行って下さい!

「幕が上がる」公式ホームページ
http://www.makuga-agaru.jp/