このご質問に、朗読検定(R)認定プロフェッサーの3名が回答しました。
T様
声を極端に変える必要はないとは思いますが、決して絶対変えてはいけないことはないと思います。
不自然な作られた声で台詞等を読むのは違和感が残りますが、登場人物の感情の中で声のトーンが変わったり無理のない声での中でしたら、私はその方が自然でよいと思います。
何故ならば朗読はナレーションではないので。
三野友華子Official Web Site
【回答2】
T様
これは別に間違ってないと僕は思いますよ。
朗読、と一口に言っても、これこそが朗読、という絶対的な決まり事は今のところないように思います。
個人個人に、「私にとっての朗読」の形があり、どれも間違いでないと思うので、好みの差、ではないかと思います。
「声を変えない方がいい」というのは、そのアドバイスをした方にとっての朗読観だと思います。
僕なんかは割と演劇よりの朗読観だと思うので、変えられるならどんどん変えればいいんじゃない、違う人物なんだし、と思ったりしますね。
ただ、あまりにもあざとくなって地の文とのバランスが崩れるようなら、その部分だけが「明らかな異物」として浮いてしまうなら、別の方法を考えた方がいいと思います。
一人の声にはやはり限界はあるので、どんなに作り込んだ所で、自分で思ってるほどの効果が出せていない場合もありますし。
なりきってから地の文とかに戻るときにあまりにも時間がかかる、とかだったら、また別の方法を考える必要もあるかなと思います。
ということで、僕はなりきるのは推奨派です。
注意すべきは作品全体のバランス、ハーモニー、という感じですかね。
よっぽどの事でない限り、表現に間違い、はないと思います。楽しくやって下さい。
回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 西村俊彦
【回答3】
朗読される方の中には台詞が苦手という方もおられます。
回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 山木梨可
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