一般社団法人日本朗読検定協会 公式メールマガジンにいただいたご質問より


ペンネーム:まゆさん

ご質問:「発声が変わったことで、違和感を感じる」

こんにちは、高2で放送局で朗読をやっている者です。
ある都道府県に在住です。

自慢ではないのですが、私は、この前の高文連大会の
地区大会で優勝し(40数名の規模)、調子に乗った私は、
その都道府県大会では、地区大会と変わらない読み方
のまま出場しました。

結果は、中間の順位でした。何が上位の人と違うのか
考えた結果、一番は、ちゃんとお腹から声(息)を出して
いることだと私は考えました。

それから数ヶ月かけて、お腹から声を出せるよう練習を
しました。
しかし、お腹から声が出るようになったのはいいものの、
今までと声の出し方が変わったことで、読み方が今までと
合わなくなってしまいました。

特に"自然な話し方"ができなくなってしまい、発声練が
終わって読み練になった時、気づけば最期のほうは、
先日の大会と変わらない声の出し方で読んでしまいます。

発声が変わるのに合わせて読み方を変えると、今までの
読みの自分の良さまで無くしてしまいそうな不安もあります。
本気で悩んでいます。ご回答よろしくお願いします。


とのご質問をいただきました。

このご質問に、朗読検定(R)認定プロフェッサーの2名が回答しました。


【回答1】
ご質問ありがとうございます。
なるほど、自然な話し方が出来なくなった、ありますねー。
演劇とかでもよく見る現象かと思います。

まず、お腹から声が出せるようになった、というのは良いことだと思うので、一つの収穫だと思いましょう。
今はそちらの発声法に切り替えたばかりで、ボリュームの調節がうまくいってないのでは?という気がします。
お腹から声を出す感じでも小さな声は出せるので、その練習をしてみると良いと思いますよ。

今までの発声法、というのがどんな物だったか分からないのでなんとも言えませんが、今までの話し方と同じボリュームでも、腹式呼吸で支えた声は、より魅力的に聞こえるはず、と思います。

なんにせよ、力まず、やってみるのがいいと思います。
お腹からお腹から!と思っていると余計に力が入って硬くなってしまうこともあると思うので、
練習は練習、その成果がそのうち自然に話し方に出てくればよし、くらいの気持ちでいるとよいと思います。

大会ではマイク使うんですかね?
マイクありの場合、腹式呼吸で声を張りまくると、うるさくて逆効果の事もあると思います。
マイクは声を拾う機械なので、適度なボリュームがあれば大丈夫。

少し離れた所にペットボトルとか置いて、例えばそのキャップめがけて細く息を吐く、声を出す、みたいな練習をすると、ボリュームと距離感を体得しやすくなると思います。



回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 西村俊彦





【回答2】

まゆさん

発声練習をして大きな声が出せるようになった事は素晴らしい事です!

発声に必要な筋肉も付いている証拠なので、次に必要になってくる事は、その付いた筋力と声量をコントロールする事ですね。


先ずは肩の力を抜いて、朗読される文章の内容をイメージして下さい。

次に、その文章を目の前の人ではなく少し離れたところの人がちゃんと聞こえる様に話してみて下さい。

大きな声が出せるようになると「大声で話さなきゃ」と思うあまりに演説の様な話し方になってしまう方がいらっしゃいます。

声を大きくと思わずに、1m先に居る人に対する話し方を5m離れた人にも同じ感じで伝わる様に話してみては如何でしょうか。




回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 井上まい



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