自分以外の誰か他人を気にかけるようになる、というのは大切なことですよね。

そのきっかけが“読書”から始まるということは結構あるのではないでしょうか。

6月26日受付締切の、“朗読の輪コンテスト”では、皆さんに朗読の出来を競っていただく目的はありますが、

本来、このコンテストの趣旨は“読み手と聞き手のコミュニケーション”がテーマです。

“読み手と聞き手のコミュニケーション”というと難しく聞こえるかもしれませんが、要は、


読む人は聞く人のことを考えて読み、

聞く人は読む人の意図をくむ。


ということですね。

これは、朗読に限らず、コンサートや演劇の鑑賞でも私たちは同じように、客席から舞台とコミュニケーションを取っているのではないでしょうか。


前置きが長くなってしまいましたが、今回から3回続けて、朗読の輪コンテストの課題を取り上げていきます。


第一回は、

小学生用の課題、

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「雨あがりのベンチ」 文:よおの えきょう/絵:はたに さとる

のご紹介をさせていただきます。


この、「雨あがりのベンチ」という物語は、主人公のかおりちゃん、そして、かおりちゃんとは縁もゆかりも無いおばあちゃんとの“ふれあい”がテーマとなっています。

お子さんに限らず、私たちも見ず知らずの人に対しては、声もかけない、気にもかけないことが多くなってきたように思います。

作者である、丁野恵鏡(ようの えきょう)さんは、この絵本の巻末にこう綴っています。

「超高齢社会にあって「老い」を考え、そしてかおりさんのようなやさしい心のひとに育ってほしい。」


この絵本は、すべてひらがなで書かれています。

そのため、お子さんにも読んでいただきやすいので、是非、お子さんに読ませてあげて欲しいと思います。

また、この本を小学生の方同士の3人でグループを組んで、“朗読の輪コンテスト”にご参加されてみてはどうでしょうか?

コンテストの参加をきっかけに、さらに読書が好きになるかもしれませんね。


ひとりでも。
グループでも。
朗読の輪コンテスト、6月26日(金)受付締切。


※この「雨あがりのベンチ」は、本願寺出版社のホームページでもご購入いただけますが、朗読の輪コンテスト、または読書感想文コンテストのお申し込みをされた方には課題としてお送りいたします。