朗読の輪コンテスト・読書感想文コンテスト
課題紹介 第二回は、
中高生用の課題、
「おいしい木の実のなぞ」 中川 晟・作 山形皓三・絵
のご紹介をさせていただきます。
この、「おいしい木の実のなぞ」という本は、表題作を含む19の短編作品集です。
小学生用の課題「雨あがりのベンチ」に比べ、漢字で書かれている部分が多いですが、簡単な漢字でもふりがなが振ってありますので、実際は小学生の方にもお読み頂ける作品となっています。
この本に書かれている物語は、“仏典童話”というものです。
仏典童話とは、仏さまの教えを童話にしたものです。
そう書くと、堅苦しいイメージで捉えられる方もおられるかもしれませんが、非常に読みやすく、説教じみた感じは一切ありません。
著者の中川晟先生による巻末の“あとがき”には、
「あなたたちのこころのなかに、そっと、種まかれたらと思うのです。」
と書かれていました。
なるほど、と思いました。
どの物語も、
「こうせよ。」
とは書かれていません。
読み手である私たちに、心に思い描き、考えてみて欲しい、という想いが込められているように思います。
この課題作品は、読むこと自体はカンタンですが、テーマをどう把握するかで“読みこなし”が変わる物語ばかりだと思います。
19の物語の中から、あなたならどれを選びますか?
個人で応募するもよし、
2人、3人でグループで応募するもよし。
「読書感想文で勝負だ!」という方も、著者の中川晟先生が審査してくださるチャンスです!
パンフレット、参加申込書のご請求は、日本朗読検定協会ホームページ、
または、
・氏名
・フリガナ
・郵便番号
・住所
・ご連絡先お電話番号
をご記入の上、
info@roudokukentei.jp
までお送り下さい。
その際、メールのタイトルは、
「朗読の輪コンテストパンフレット希望」
としてください。
ひとりでも。
グループでも。
朗読の輪コンテスト、6月26日(金)受付締切。
※この「おいしい木の実のなぞ」は、本願寺出版社のホームページでもご購入いただけますが、朗読の輪コンテスト、または読書感想文コンテストのお申し込みをされた方には課題としてお送りいたします。