日本朗読検定協会 公式HPにて、

6月期 朗読検定受検要項詳細

を発表させていただきました。

前回の2月期に、90点以上の高得点で合格された方が非常に多かった為、

・採点項目の追加
・実技課題の見直し


を大幅にいたしました。


また、この6月期からは、

・作品課題は全級共通

と致しました。 ※早口言葉やプロミネンス課題は各級別となります


6月期の作品課題は、

「注文の多い料理店」 宮沢賢治

です。


最も大きく変わったのは、

・3級から、プロミネンス課題が追加
・準2級から、筆記試験に「実技表現計画の宣言」が追加
・2級はA検定、B検定ともに「対面試験のみ」

朗読検定はどうあるべきかを熟考し、朗読において重要度が高い、プロミネンスを3級課題から追加致しました。

「実技表現計画の宣言」とは、

課題作品について、前後の文章、情景描写、登場人物などについて、受検者のあなたがどのように感じ、どのように表現するかを筆記試験にて記述宣言していただくことをいいます。

この試験の意味は、一つ。

読み手が聴き手に伝えうる表現力を有しているか

をみるところにあります。


しかし、出題側が、

「こう表現しなくてはならない」

とすると、

一定の形にこだわった朗読

へ誘導することになりかねません。


その為、

読み手が宣言した表現計画に基づき、それが達成されているかを採点することに致しました。


また、2級はテーマを、

「準2級と同じ課題を対面でも合格水準で読むことが出来るか」

に絞りました。


当然、受検期ごとに作品課題は変わりますので、

6月に準2級を受検され、合格された方は、10月以降、“別の作品課題”で挑戦することになります。

パソコンでご覧頂いていない方のために、明日からは4級から各級日替わりで受験要項を本BLOGで公開していきます。