(社)日本朗読検定協会 公式BLOG

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iPhone、iPad、Androidから、朗読検定(R)実技課題をご提出いただけます!

朗読

【外出自粛を活かす】スマホだけで学べる、資格が取れる

新型コロナウィルス感染拡大の予防のため、
交代で在宅勤務になった方や、
無期限在宅勤務になった方も、
外出の自粛をしている方も多いかと思います。

家から出ないことで、
退屈されている方も多いかと思います。

スキマ時間に、
朗読の知識を学びながら
朗読検定を受検しませんか?

もともと家にいながら取れるのが、
朗読検定です。(準2級まで)

iPhoneシリーズ(6以上を推奨)か、
Androidスマホをお持ちであれば、
実技課題の提出もアプリから
カンタンにできます。

今は、全体のおよそ9割以上の方が
スマホアプリから課題提出をされます。

しかし、学ぶのは、
スマホだけでは出来ませんでした。

朗読検定の認定教室や、
カルチャーセンター等でおこなわれている
「朗読検定講座」でないと、
学ぶことが出来ませんでした。


実は・・・

今年の2月から出来ていました。

スマホだけで学べ、
筆記、実技課題の提出まで、
家から一歩も出ずに、
朗読検定を受検する方法です。

※筆記試験解答用紙の提出はプリンターが必要です。コンビニでも印刷できます。

声の表現アカデミー の朗読検定取得講座です。

全級、実技課題の取り組み方に触れ、
知識面でも動画レッスンで学んでいただける

ようになっています。

4級・3級はこちら

準2級・2級はこちら


共通語アクセント、
鼻濁音や無声化について、
苦手だったり、
しっかり学びたい方は、
準2級講座の受講を、
強く、強く、お奨めします。


少し受講料が高い講座にはなっていますが、
非常にわかりやすく動画で解説されています。

受講期間は125日間(約4ヶ月!)もあるので、

4ヶ月かけて共通語アクセント、鼻濁音、
母音の無声化を学び、
準2級の課題に取り組める


ということです。

ちなみに、

通常、朗読検定準2級は、
1ヶ月ほどで課題提出をしなくては
なりません。

朗読検定だけのお申し込みをされた方は、

「え〜!3ヶ月以上も提出期限に差があるなんて
 不公平!ずるい〜!」


・・・と思われますよね?
無理もありませんが、これは、

試験受付時期の解釈の違い

なのです。

朗読検定の公式受付ページから
受検お申し込みをされた場合は、
お申し込み日が、試験受付日
となります。

しかし、
認定教室や、カルチャーセンター等での
朗読検定対策講座の場合は、


講義の全課程終了日が試験受付

となるのです。

講座とセットになっているため、
講座開始日を受付日としてしまうと、
講義中に課題提出日が到来してしまう
可能性があるから
です。

声の表現アカデミーでの
試験受付日の解釈は
この考え方になっています。

課題提出の期限は、

4級は、35日以内
3級は、65日以内
準2級は、125日以内


となります。

2級は、受講期間は65日以内となっていますが、
試験日程を決めて、
Zoomで試験を受けていただく形になります。

2020春期朗読検定の2級試験日程は、
6/19(金)、6/20(土)、6/21(日)
いずれかで、
朝10:00〜20:00までの間で20分の時間を
決めていただき受検いただきます。

また、声の表現アカデミーでは、
2級合格者の方のみ受講いただける

二級朗読インストラクター認定講座

もあります。
こちらは、通常2日間で取得できる講座を、

スキマ時間にじっくり学びながら
副業で朗読講師を目指す


をコンセプトにして、315日間(約10ヶ月!)
担当講師や本部サポーターに相談しながら、

副業で朗読講師ができるように

講座設計いたしました。

2020春期の準2級B検定は、
第12回 青空文庫朗読コンテスト課題 横光利一「赤い着物」
になっています。

コンテスト予選応募を考えている方は、
受講してみては?

外出自粛で暇になってしまった時間、
スキマ時間を活用して、
朗読のスキルアップを実現してくださいね!

メルマガへのご質問 「発声が変わったことで、違和感を感じる」


一般社団法人日本朗読検定協会 公式メールマガジンにいただいたご質問より


ペンネーム:まゆさん

ご質問:「発声が変わったことで、違和感を感じる」

こんにちは、高2で放送局で朗読をやっている者です。
ある都道府県に在住です。

自慢ではないのですが、私は、この前の高文連大会の
地区大会で優勝し(40数名の規模)、調子に乗った私は、
その都道府県大会では、地区大会と変わらない読み方
のまま出場しました。

結果は、中間の順位でした。何が上位の人と違うのか
考えた結果、一番は、ちゃんとお腹から声(息)を出して
いることだと私は考えました。

それから数ヶ月かけて、お腹から声を出せるよう練習を
しました。
しかし、お腹から声が出るようになったのはいいものの、
今までと声の出し方が変わったことで、読み方が今までと
合わなくなってしまいました。

特に"自然な話し方"ができなくなってしまい、発声練が
終わって読み練になった時、気づけば最期のほうは、
先日の大会と変わらない声の出し方で読んでしまいます。

発声が変わるのに合わせて読み方を変えると、今までの
読みの自分の良さまで無くしてしまいそうな不安もあります。
本気で悩んでいます。ご回答よろしくお願いします。


とのご質問をいただきました。

このご質問に、朗読検定(R)認定プロフェッサーの2名が回答しました。


【回答1】
ご質問ありがとうございます。
なるほど、自然な話し方が出来なくなった、ありますねー。
演劇とかでもよく見る現象かと思います。

まず、お腹から声が出せるようになった、というのは良いことだと思うので、一つの収穫だと思いましょう。
今はそちらの発声法に切り替えたばかりで、ボリュームの調節がうまくいってないのでは?という気がします。
お腹から声を出す感じでも小さな声は出せるので、その練習をしてみると良いと思いますよ。

今までの発声法、というのがどんな物だったか分からないのでなんとも言えませんが、今までの話し方と同じボリュームでも、腹式呼吸で支えた声は、より魅力的に聞こえるはず、と思います。

なんにせよ、力まず、やってみるのがいいと思います。
お腹からお腹から!と思っていると余計に力が入って硬くなってしまうこともあると思うので、
練習は練習、その成果がそのうち自然に話し方に出てくればよし、くらいの気持ちでいるとよいと思います。

大会ではマイク使うんですかね?
マイクありの場合、腹式呼吸で声を張りまくると、うるさくて逆効果の事もあると思います。
マイクは声を拾う機械なので、適度なボリュームがあれば大丈夫。

少し離れた所にペットボトルとか置いて、例えばそのキャップめがけて細く息を吐く、声を出す、みたいな練習をすると、ボリュームと距離感を体得しやすくなると思います。



回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 西村俊彦





【回答2】

まゆさん

発声練習をして大きな声が出せるようになった事は素晴らしい事です!

発声に必要な筋肉も付いている証拠なので、次に必要になってくる事は、その付いた筋力と声量をコントロールする事ですね。


先ずは肩の力を抜いて、朗読される文章の内容をイメージして下さい。

次に、その文章を目の前の人ではなく少し離れたところの人がちゃんと聞こえる様に話してみて下さい。

大きな声が出せるようになると「大声で話さなきゃ」と思うあまりに演説の様な話し方になってしまう方がいらっしゃいます。

声を大きくと思わずに、1m先に居る人に対する話し方を5m離れた人にも同じ感じで伝わる様に話してみては如何でしょうか。




回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 井上まい



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採用された方には、

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メルマガへのご質問 「ブツ切れに聞こえるのを直すには?」


一般社団法人日本朗読検定協会 公式メールマガジンにいただいたご質問より


ペンネーム:TKKさん 「ブツ切れに聞こえるのを直すには?」

長い文章を読む時など特に「プツンプツンと切れて聞こえる」と言われます。
切れて聞こえないような間の取り方、言葉の置き方をお教え下さい。
よろしくお願いいたします!


とのご質問をいただきました。

このご質問に、朗読検定(R)認定プロフェッサーの3名が回答しました。


【回答1】
ご質問ありがとうございます。
あー、ありますよね、ブツ切れに聞こえてしまうこと。

一つには、区切りが多すぎるとそう聞こえる事があると思います。
なので、対策としては、必要な所だけ切る、そのためにも息を長く使えるようにする呼吸トレーニング、があると思います。

また、発声のキレが良すぎると、これまたブツ切れに聞こえる事があるかもしれません。
すぱっ!と音が切れる感じです。
使いどころによって非常に効果的ですが、全てがそれだと、どことなく硬く、切れぎれに聞こえるかもしれません。

音の硬い柔らかいは、音に混じっている息の量で変わってくると思います。
もし硬く感じていましたら、少し息の量を増やしてみるといいかもしれません。

あとは、少し、語尾の母音を、引っ張るようにしてみるのも、感覚を、掴みやすいかも、しれません。
この文なら、

あとはぁ、少しぃ、語尾の母音をぉ、引っ張るようにしてみるのもぉ、感覚をぉ、掴みやすいかもぉ、しれません。

という感じです。

やりすぎると、だらだらしてしまうので注意が必要ですが。

そして、最後に抽象的なアドバイスです。
文章の切れ目の、次の言葉に向かって、橋をかけるような気持ちでいるとよいかもしれません。
なだらかなアーチがかかるような。
音が途切れても、息や気持ちが切れなければ、
案外続いてるように聞こえます。
続ける意識、です。


回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 西村俊彦





【回答2】

TKKさん

息継ぎをコントロールされては如何でしょうか。

文章の始まりから「。」までを一息に読む、長い文章なら意味を考えながら纏まりのあるところの「、」までを一息に。

と言った具合です。


「言葉の置き方」という事であれば、最後まで丁寧に言う事を心掛けて下さい。

語尾で力を抜き過ぎると音が消えてしまう方もいらっしゃるので、イメージとしては「重たいコップをゆっくり音を立てずにテーブルに置く」「抜き足差し足で廊下を歩く」イメージで読んでみられては如何でしょうか。



回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 井上まい



【回答3】

TKKさんご質問有難うございます。

長い文章を読む時に「プツンプツンと切れて聞こえる」ということですが、一文が長いものと解釈してお伝えさせて頂きます。

考えられるのは、単語、単語を立たせて読み過ぎている。

又は、意味のまとまりがちゃんと捉えられていないのかもしれません。

文には読点が付いていますが、その読点以外でどこで切ればいいのか、つまり息をすればいいのか、

文の内容を捉え、まとまりを考えなければいけないと思います。


例文を使ってお伝えします。

「大きな木のそばの家。」


〔擇大きいという意味なら、「大きな木のそばの家。」はすべて1つのまとまりとなり、一息で読みます。

家が大きいなら「大きな/木のそばの家。」となり、「大きな」の後で区切らないと意味が通じないと思います。

このように正しい意味になるように、まとまりを見つける、どこで区切るかを考えなければいけません。

大きな/木の/そばの/家 と、それぞれの単語を立たせて読んでしまうと、プツンプツンと切れて聞こえるばかりでなく、意味も伝わりません。

まとまりを捉えて読めば、切れて聞こえることも解消できるのではないかと思われます。



回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 山木梨可



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メルマガへのご質問 「無声化と滑舌を良くするには?


一般社団法人日本朗読検定協会 公式メールマガジンにいただいたご質問より


ペンネーム:T.Cさん

ご質問:「無声化と滑舌を良くするには?」

初めまして。メールをみて、コツを知りたいと思い連絡しました。

自分は今放送部に所属していて、高校2年生です。

次のNHK大会が最後になります。

悔いを残したくないこと、全国大会に出場が目標ですが、自分が最もネックなのが「無声化」です。

顧問も専門ではないため、正しいやり方を教えてくれません。

ほかの高校の人は出来てて当然みたいな形なので、完成させたいです。


あと、1年生の後輩の滑舌がなかなか良くなりません。
外郎売を読むようにメニューに組み込んではいるのですが、あまり効果がない
ようで…

滑舌を良くするのにはどうすれば良いか、教えていただきたいです。


長くなりすみません。回答、よろしくお願いします。



とのご質問をいただきました。

このご質問に、朗読検定(R)認定プロフェッサーの4名が回答しました。


【回答1】
無声化の正しいやり方、滑舌、ですね。
無声音は喉が振動しないで出る音で、
日本語では主に
「き、く、きゅ、し、す、しゅ、ち、つ、ちゅ、ひ、ふ、ひゅ、ぴ、ぷ、ぴゅ」
だそうです。
文章の、どの音が無声化になるか迷う場合には一つの参考にしてください。


無声化に関しては
篠原さなえさんの『「魅せる声」のつくり方』に本当に詳しく、具体的に書いてあるので、
購入するなり図書館で探すなりしてみると良いと思います。
他にも基礎的な事が詳しく載っているので、手元に置いておいて間違いのない本だと思いますよ。

練習法としては、文章を全部、ささやき声(ひそひそ声)で読んでみて、
無声音に慣れてみる、その上で、本当に無声音にする所だけを無声音で読んでみる、
など面白いかもしれません。
ささやき声は喉に負担が大きい、みたいな事も聞いたりするので、やりすぎ注意、ですが。


そして、滑舌に関してですが、
外郎売、良いと思います。
あまり効果が感じられないようであれば、
練習の際に、あまり早口を意識しない方がいいかもしれません。
外郎売はどうしてもスピード出して読みたくなる文章なので、
早さを求めるあまり、音を作る意識が雑になり、
丁寧に音を作る意識がなくなっているのやもしれません。
そういう場合は、特定の行を多く入れた練習文(色んな本に色んな文が出てます)を読むといいと思います。
ポピュラーなところでいえば、例の、あめんぼ赤いなあいうえお、です。
こういう物を、早さではなく、行の音を楽しむ、口の動き・舌の位置に意識を向けて、ゆっくり目でもいいので、味わって読んでみるといいと思います。


早口言葉は、楽しいし競争心も煽るので、滑舌訓練、というと真っ先に浮かびがちですが、本当に滑舌悪い人からすると難易度が高いと思います。
実用性の低い言葉の並びも多いですし。

言いにくい行・音を、ゆっくり、丁寧に、それが出来たら徐々にスピードを上げて、が良いのではと思います。


回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 西村俊彦





【回答2】

有声化・無声化には細かいルールがあります。

何処が無声化するかはその都度アクセント辞典で確認するとして、それが正しく発音されているかはご自身の耳で聴き、有声化と無声化を聴き分けられるようになる事が大切です。


有声化されている言葉は喉に手を当てて発声すると手に振動が伝わり、無声化されていると振動が伝わりません。

この違いを先ずは自身の喉と手(の感覚)と(音声の違いを)耳で分かる様になると良いと思います。

次に正しく発音された単語を録音して耳だけで分かる様になれば、段々と長文を(録音して)聴いてもチェックが出来る様になります。

紛らわしい単語は喉を触って確認して下さい。


滑舌に関しては、外郎売を読むのも良い練習になりますが、慣れてくると早口になってしまう方が多いので、ゆっくり正しい発音とアクセントが出来てからスピードを上げる様にされると効果的だと思います!



回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 井上まい



【回答3】

ご質問有難うございます。

まず無声化ですが、

母音(i)、(u)が、カ行、サ行、タ行、ハ行、パ行の間に挟まれた場合や、無声子音の後ろにある語末は無声化しやすい。

菊、聞くK(i)ku 、秋風ak(i)kaze、ピカピカp(i)kap(i)ka、〜していますimas(u)の()内が無声化する音です。

この母音は発音されていないように聞こえるかと思います。

母音の発音をしていながら、声帯が振動していない状態です。


また、滑舌が悪いという原因はいくつか考えられます。

中には、生まれつき舌小帯短縮症のため滑舌が悪い方もおられますが、舌の筋肉や表情筋があまり発達していない場合は、筋肉を鍛えるような体操を取り入れる。


マ行、ば行、ぱ行はしっかり唇が閉じているでしょうか?

サ行、ハ行は息と一緒に発声出来ているでしょうか?

例えば、すべて母音で読んでみるという練習法もあるかと思います。

例文「おあやや母親におあやまりなさい」⇒「おあああああおあいおあああいああい」と、

母音のみで何回か読んだあとに、原文を読んでみるというようなトレーニングをしてみて下さい。



回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 山木梨可



【回答4】

はじめまして、麦島久美子と申します。

よろしくお願いいたします。

私自身が、「無声化・滑舌」を克服した方法をご紹介いたしますね。

 

〈無声化〉

ナレーターの篠原さなえ先生の下記HPに、「無声化の基本ルール」が載っていますので、ご参考にさなってくださいね。

http://sanaeshinohara.blog8.fc2.com/blog-entry-9.html

 

基本的には、「き・く・きゅ・し・す・しゅ・ち・つ・ちゅ・ひ・ふ・ひゅ・ぷ・ぴ・ぴゅ」の15種類です。

はじめは原稿の無声化する場合の音に印を付けて、しっかり練習します。

人前で読む時は、印を付けずに読めるようになりましょう。

 

〈滑舌について〉

私は先生から、「サ行・タ行の滑舌が悪い」と指摘されました。

それで私が行った練習方法を、部員様用に書き直してみました。

 

\萓検∨瑤肋綉蘋犬部員様の声を聴いて、聴き取りにくい部分を指摘してあげましょう。

 

△修硫擦鯣声するには、「舌のどの部分が、上あごのどの部分に当たるか」を確認しながら、ゆっくり発音する。(私の例:サ・シ・ス・セ・ソ/タ・チ・ツ・テ・ト)

 

6貅蠅焚擦鯀箸濆腓錣擦晋斥奸併笋領磧Д宗Ε掘Ε機Ε帖砲鮑遒蝓△呂犬瓩呂罎辰りはっきり何回も発音し、だんだん速度を上げる練習をする。


家で、毎朝晩、練習するとよいですよ。

 

※前出の篠原さなえ先生著/「魅せる声」のつくり方/講談社刊 の148〜149ページに、子音をつくるための口の中の図が載っています。

参考にしてみてくださいね。



回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 麦島久美子
   麦島久美子Twitter

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メルマガへのご質問 「アニメ声と朗読の声はどこが違う?」


一般社団法人日本朗読検定協会 公式メールマガジンにいただいたご質問より


ペンネーム:I.Cさん

ご質問:「アニメ声と朗読の声はどこが違う?」

朗読教室にて、2年数ヶ月で、検定は準二級を受験して、結果を待っている者です。

早速で、恐縮ですが質問をさせていただきます。

声の質についてです。
私は、腹に力を入れて読むと低音になり声も太いと思います。
しかし、普通の会話では、それほど低くなく、優しい声も、高い声も出ていますが、
アニメ調にならないように低くと、指導を初めに受けました。朗読するもの全てが、同じ様な声質になる事が気になっています。元々
の声の質は変わらないのかと思いますが、アニメ声と朗読はどこが違うのでしょうか?また、アニメ声は映像があって伝わるという事
でしょうか?

ご教授よろしくお願い致します。



とのご質問をいただきました。

このご質問に、朗読検定(R)認定プロフェッサーの2名が回答しました。


【回答1】
ご質問ありがとうございます!
アニメ声と朗読の違い、ですね…。
まず、アニメ声が悪い、という訳ではない、という事をまずは言いたいですね。

「アニメ声は映像があって伝わる」ということか、というと、

映像はなくても伝わる声だ、と思います。
アニメの絵に、よりマッチしやすい声、とは言えるかもしれませんね。

というか、「アニメ声にならないように」という指摘はよく聞くもので、
「アニメ声=悪」みたいな印象が出来ているかと思いますが、
こういう場合に言われる「アニメ声」とはなんなのか、という所から考えなければならない気がしています、僕は(笑)

アニメ声、というくくり方は、指摘する側にとっては非常に使いやすい言葉だと思うのですが、
言われた側としては、「いや、もともとこういう声だし、私、アニメじゃなくて実在する人間だし」
という気持ちになると思います。

では、アニメ声、という場合に具体的にはどんな声の事を言われているのか、と考えます。

アニメは(ひとくくりには言えませんが)僕のイメージでは、
日常生活とはある程度離れた事柄が多く描かれているような気がします。
キャラクターも、ディフォルメが加えられている事が多く、
絵が「何かが強調された形」の表現がされている場合が多いと思います。
その、「強調された」キャラクターが話している言葉が「自然に聞こえる」ために、
「何かを強調した」台詞回しをしているのが、アニメの演技法かと、私は考えています。
極端な話をすると、歌舞伎みたいなものだと思ってます。

その強調の仕方は大きく分けると
・台詞回しの強調
・雰囲気の強調
の2タイプに分かれている気がしています。

台詞回しの強調に関しては、
アニメの場合、日常人間が喋るレベルよりも、抑揚が激しい傾向にあるようなイメージがあります。
(これも、アニメによりさまざまなので乱暴な言い方なんですが…)

雰囲気の強調に関しては、
キャラクターの外見に合わせて、「クール」とか「かわいい」とか「渋い」
みたいな事を、声の音色の時点で伝わりやすく強調して声を出す、という演技法のような気がしています。

で、アニメの場合に有効なこの2点の演技法が、
朗読になるとどういう影響があるか、という事です。

朗読、という表現の傾向として、
これも流行りがあると思うのですが、
現在は、
朗読は、自然に、もしくは、しっかりはっきり
みたいな事が主流になっているかと思います。

自然派の指導者からすると、
「アニメ声」は、抑揚が大きくて、キャラクター説明が過剰な声

しっかりはっきり派の指導者からすると、
「アニメ声」は、雰囲気が合わない声

というような事になるかもしれません。

いずれにせよ、指摘として言われる場合の「アニメ声やめて」には、

・抑揚が大きすぎる、または必要のない抑揚が多い
・内容の雰囲気と声の雰囲気がマッチしない

という二通りの方向が考えられます。

まず、抑揚に関しては、日本語は文章の塊の中で、頭が音が高くてお尻に近づくにつれて低くなるというルールを体で覚えるといいです。
その中で、強調したい部分、意味の切り替わりにはまた音を持ち上げるのですが、

「私は朗読が大好きです」

という文で、「私」「朗読」「大好き」というパーツごとに音を立て直したりすると、
聞く側としては過剰な印象を受けます。
(過剰に伝えたいならそれで正解の場合もありますが)
音の高さの波でみると、波が大きく、かつ多い状態です。

実際のアニメはそんな事ないと思うんですが、
この「波が多すぎる、大きすぎる」現象は、なぜか「アニメ声」
という呼ばれ方をする場合が多いように思います。
なのでまずは抑揚に注意。


そして次に、雰囲気です。
I.Cさんがどんな声か私は分からないのでなんとも言えないのですが、
声が「何か強い雰囲気を持っている」から、「アニメ声」と言われる可能性があります。
たとえば「かわいい」とか「きゃぴきゃぴしてる」とかです。
何か雰囲気の堅い文章、たとえば中島敦の『山月記』などを朗読するときには、
かわいい、とか、きゃぴきゃぴしてる、みたいな要素が、話の内容や文体とうまくマッチしない可能性が高いです。
逆に、女子高生の日記を、渋い声のおじさんが朗読する、とかでも、マッチしない感がありませんか?

なので、

I.Cさんが持っている基本の声と、作品の雰囲気が合わない
アニメ声やめて

という指摘になっている可能性もあると思います。

声に敏感であれば、無意識でも、

「かわいく見られたい」「かっこよく思われたい」

等の意識が、声に現れてくる、声にお化粧をしている、という事はよくあります。
そして、声にお化粧を出来るのは素敵な事だと思います。

ただ、このお化粧が、過度だったり、TPOに合わなかったりすると、
これまたなぜか「アニメ声」のレッテルを貼られる事が多いです。

なので、自分が表現で使っている声がどんな声か、という事を、丁寧に見つめてみると良いと思います。
そして、自分が感じた作品の雰囲気にマッチするようなお化粧をしてみる、と良いと思いますよ。
そもそも「お化粧NG」みたいな方針もあると思いますので、
これも、指導者によりけりですが。

アニメ声にならないように低く、という事は、
おそらくは、作品が落ち着いたものなのではないでしょうか。
そして、朗読という表現ジャンルに、結構多いニーズが、

「落ち着いた低い声」

なんだと思います。だから、どれを読んでも同じ声になってるような気がしてしまうのかもしれません。

私は、普段話してるみたいに朗読が出来るのが最高、と思ってますが、
この「普段」にもいろいろなレベルがあるので乱暴な言い方に変わりはないのです(笑)

声の質で「アニメ声」と言われる場合には、
何らかの特徴が際立っている、という事なので、それは武器になると思います。

自分の声を嫌いにならずに、武器を磨きつつ、
いろんな声を出せるようになると楽しいですね。

・抑揚
・声の雰囲気

の二点に注意、というお話でした。
論点ずれてたらすみません。




回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 西村俊彦





【回答2】

I.Cさん

ご指導をされていらっしゃる指導者さんが、どの様な意味で「アニメ声」と仰ったのか分かりませんが、アニメの表現ではしばしばオーバーリアクションを求められます。

抑揚を大きくつけたり登場人物の性格をそれぞれ極端に設定したり台詞前に吐息をしっかり入れたり

それはアニメのキャラクターが画面上で見せる仕草をよりリアルにさせる技ではあるのですが、

朗読に用いる文章はアニメの台本よりも落ち着いた内容が多いかもしれませんね。

聴き手が内容を押し付けられているような感覚になると朗読は聴いて貰えません。

 

高くて張った声や早口は時として押し付けられているように感じる事が多いので「低い声で」とご指導されていらっしゃるのかもしれません。


「同じ様な声質になる」というのは、低い声で話そうと意識するあまり、抑揚が少なくなっているのかもしれませんね。

自分は朗読の時に抑揚を極端に抑える必要は無いと思うので、ゆっくり落ち着いて相手に話すことを心掛けられると良いと思います。

 

ちなみに、映像があっても画の表現に役者の音声表現が追い付いていないと内容は伝わって来ませんね。

我々も日々練習あるのみです。




回答:朗読検定(R)認定プロフェッサー 井上まい


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プロフィール

村山博之

昭和45年大阪市生まれ。TBS系列で、TV・ラジオ番組の制作、ナレーター・声優事務所の営業マネージャーを経て、日本朗読検定協会設立に携わる。朗読検定(R)開発者。(一社)日本朗読検定協会 代表理事。NHK全国大学放送コンクールでは、第30〜35回の6年連続で本選審査員を務める。実父は文楽の三味線奏者、鶴澤清治。(重要無形文化財保持者/日本藝術院会員)親戚に、同じく文楽の義太夫、六代目竹本織太夫がいる。

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