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第5回青空文庫朗読コンテスト

第5回 青空文庫朗読コンテスト 第二部 〜ゲスト・馬場精子さんによる朗読〜

9月28日は、

第5回 青空文庫朗読コンテスト 本選

がおこなわれました。


そして、その第二部として、

第4回 青空文庫朗読コンテスト にて、

優勝、金賞を受賞された、
前回金賞受賞者の馬場精子さんによる朗読
馬場精子さんによって、
芥川龍之介作『蜘蛛の糸』をご披露いただきました。
今回、馬場さんは、『蜘蛛の糸』の全編をお読み下さいました。

馬場さん「今回は、初めて聴いた方でも楽しめる作品を選びました。」

とのこと。

読み終わられた後は、ひときわ大きな拍手が起こっていました。
さすが、金賞受賞者です。

馬場さん、素晴らしい朗読を披露してくださり、ありがとうございました!

馬場さんは、前回の金賞受賞後、
当会の認定講師資格、プロフェッサー資格を取得され、
朗読表現活動とともに、後進の育成のため、
地元・京都にて、朗読教室の運営をしておられます。

ご興味をお持ちの方は、こちらからお問い合わせください。

第4回から、金賞受賞の副賞として、
持ち時間20分以内で朗読をしていただく機会があたえられます。

その際、当会から、
会場まで掛かる交通費の全額支給と、ご出演料2万円をお支払いいたします。

次回、第6回 青空文庫朗読コンテスト
では、
第5回 青空文庫朗読コンテストで金賞を受賞された、
稗田遼子さん
に、朗読をご披露いただきます。
今から楽しみですね!

第5回 青空文庫朗読コンテスト本選 結果詳報

2013年9月28日(土)に行なわれた、
第5回 青空文庫朗読コンテスト 本選の結果詳報です。

青空文庫朗読コンテストは、プロ・アマ混合でおこなっております。

今回は、コンテストの“審査理念の確立”を図る回でもありました。


その審査理念とは、


“技術だけでなく、
 技術を超越したものも評価する”


です。

審査員のバランスもそのようにいたしました。


専門家 2名   ※一人あたり20点
非専門家2名   ※一人あたり20点
会場審査員20名 ※一人あたり1点


合計100点となっています。


技術を評価する、とは何でしょうか。
技術の未熟さや、ミスを減点していく減点法です。


技術を超越したもの、とは何でしょうか。
期待値を上回った時の感動から付ける加点法です。


技術のみを評価の軸にしてしまうと、
プロや、セミプロの人だけが有利になります。


コンテストである以上、
受賞を決めるのは審査員の評点となります。


プロやセミプロの人にも、
アマチュアの人にも、
等しく、受賞のチャンスが与えられること。

これが、青空文庫朗読コンテストです。
予選からこの形を貫いています。


そんな審査から選ばれた30名の方々による本選です。


会場に来られた方々は、


「本当にレベルが高かった。」
「誰がなってもおかしくない。」


と口々に言っておられました。

当日は、
当日の入り口受付
開場前から行列が出来ました。


恒例の、ステージから客席を臨む写真です。
ステージから客席を望む
阿倍野区民センター大ホール、
とても立派なホールでした!
審査の様子
元ラジオ大阪アナウンサー本村忠司さんを審査委員長に、
柳内光子さん(浦安商工会議所 会頭)
西川仁志さん(大阪城南女子短期大学 学長)
葉月のりこさん(一般社団法人日本朗読検定協会 認定プロフェッサー)

以上の審査員4名。

そして、当日、抽選にてご協力くださった、
20名の会場審査員のみなさんに審査をしていただきました。
会場審査にご協力くださったみなさま、
長時間、審査にご協力いただき、本当にありがとうございました!

さて、今回の審査は大変難しかったと聞きます。
入賞があまりにも僅差であったことから、
当日、一つ、「特別賞」が増えました。

その名も、「キリンビール賞」です。
麒麟麦酒株式会社様、ありがとうございました!

さて、そのキリンビール賞を受賞したのは、
キリンビール賞の嶋多佳子さん
嶋多佳子さん
キリンビール賞(特別賞)
嶋 多佳子さん 芥川龍之介「杜子春」

朗読のコンテストに出場されるのは、高校生の時以来という嶋さん、


嶋さん「これからも、コンテストにチャレンジしていきたいです」

とのこと。
嶋さん、これからもがんばってくださいね!


そして、審査員特別賞を受賞されたのは、
審査員特別賞の渡辺利子さん
渡辺利子さん
出場者最高齢、76歳の、
渡辺 利子さん 芥川龍之介「蜘蛛の糸」


渡辺さん、おめでとうございます!


さて、
ここからが、朗読検定準1級、または、
朗読検定1級の合格基準に関わる入賞となります。

銅賞受賞は、総獲得点数69点、
銅賞受賞者の山本寿実さん
山本寿実さん
山本 寿実さん 夏目漱石「夢十夜」


山本さん「まさか入賞できるとは思っていなかったので、本当に驚いています。これからも、これを励みに朗読を続けていきたいです」


とのこと。
山本さん、ずっとずっと朗読を続けていってくださいね!


準優勝、銀賞受賞は、総獲得点数70点。
銀賞受賞の高橋淳子さん
高橋淳子さん
高橋 淳子さん 新美南吉「里の春、山の春」


高橋さん「びっくりして、声が出ていません。主人が応援に来てくれているので、主人にありがとうと伝えたいです」

なんと!高橋さんは、新婚ホヤホヤだそうです!
優しいご主人と受賞の喜びを分かち合ってくださいね!

そして、
第5回 青空文庫朗読コンテスト 本選を制したのはこの方です!

優勝、金賞受賞は、総獲得点数73点。
金賞受賞の稗田遼子さん
稗田遼子さん
稗田 遼子さん 小泉八雲「耳無芳一の話」

稗田さん「私は栃木県から来ました。今回、レベルの高いみなさんと一緒に朗読をすることが出来たことだけでも光栄だと思っていました。そんな中、金賞を受賞できて本当にうれしいです。ありがとうございました。」

稗田さん、来年は稗田さんに朗読をしていただきますよ!
今回のように、また、聴く人を楽しませる朗読をしていただけることを楽しみにしています!

さて、今回も残念ながら1級認定基準に達する方はおられませんでした。

朗読検定1級の認定基準は、
準1級と同じく、朗読検定2級の合格が必要ですが、

すべての審査員が持ち点の90%以上を付け、金賞受賞することとなります。

つまり、

4名の審査員の持ち点がそれぞれ20点満点ですから、
全員が18点以上を付け、(18点×4名)
会場審査員20名のうち、18人が投票する、

非常に難しい認定基準となっております。

この基準になってからは、まだ1級認定者はおられません。

朗読検定試験としての、今回の準1級認定者は、
高橋淳子さん(既に朗読検定2級合格者のため、即時、準1級認定者となりました)

暫定合格者として、準1級認定者は、
稗田遼子さん
山本寿実さん
以上のお二人は、朗読検定2級に合格後、準1級認定者となります。

受賞されたみなさん、
本当におめでとうございます!

また、今回、惜しくも受賞を逃されたみなさまも、
それぞれに、最高の朗読を聴かせてくださいました!

あなたがステージ上で聴いた拍手は、あなたへの評価です。
それは、決して小さな拍手では無かったはずです。

本選に出場したという時点で、既に高い評価を得ているのです。
自信を持ってください。

そして、「観客」の前で読む朗読コンテストであるということを意識して、
来年もチャレンジしてください。

「観客」とは、「人」です。
審査員も人。

これが受賞のための最大のヒントです。

来年の6月まで考えてみてください!

第五回 青空文庫朗読コンテスト 本選審査について

第5回 青空文庫朗読コンテスト 本選審査について

【受賞枠】
金賞
銀賞
銅賞

審査員特別賞

の4枠

【審査員の審査基準】※審査員1人あたり20点満点
・内容の伝達力(5点満点) ・・・ 原稿を持たないで聴いて、作品の内容が伝わったか
・表現力(5点満点) ・・・ 作品の様子、情景が広かったか
・音声技能(5点満点) ・・・ 正確で明瞭に読めていたか
・工夫(5点満点) ・・・ 読み手の個性、強みを活かしていたか、抜粋部分は適切であったか

【審査方法】
金賞、銀賞、銅賞の3つの賞は、

4人の審査員(持ち点各20点満点)
20人の会場審査員(持ち点各1点)

合計100点満点の最も獲得点が多い人が金賞
次に、銀賞、銅賞となります。

【会場審査員について】
20人の会場審査員の方は、本選当日、
くじ引きによる抽選で選ばれます。

会場審査員に選ばれた方は、
「大変良かった」と思った読み手に「◎」をつけます。
これで1点獲得となります。

「◎」をつけなかった場合は、その会場審査員の方からの得点はありません。
※「◎」は何名まで、という限定はありません。

【得点キャップ制について】
(著者名とタイトルを除いた)本編朗読が、3分00秒を超過した場合、
ステージ上の時間計測係が「赤旗」を上げます。

赤旗が上がった場合、

各審査員からの得点は、それぞれ“満点の8割”までしか換算されません。
会場審査員からの得点は、“会場審査員からの獲得点数の合計×0.8”となります。

例:
審査員A 20点 → 16点
審査員B 19点 → 16点
審査員C 18点 → 16点
審査員D 20点 → 16点
会場審査員合計点 7点 → 5.6点

時間内に読み終わって白旗であった場合の84点は、
赤旗が上がると、69.6点に下がります。

【朗読検定1級認定基準点】
審査員それぞれが18点以上を付け、
かつ、
会場審査員からの獲得点数合計が18点以上であること

【朗読検定準1級認定基準】
金賞、銀賞、銅賞のいずれかに入賞すること
プロフィール

村山博之

昭和45年大阪市生まれ。TBS系列で、TV・ラジオ番組の制作、ナレーター・声優事務所の営業マネージャーを経て、日本朗読検定協会設立に携わる。朗読検定(R)開発者。(一社)日本朗読検定協会 代表理事。NHK全国大学放送コンクールでは、第30〜35回の6年連続で本選審査員を務める。実父は文楽の三味線奏者、鶴澤清治。(重要無形文化財保持者/日本藝術院会員)親戚に、同じく文楽の義太夫、六代目竹本織太夫がいる。

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