(社)日本朗読検定協会 公式BLOG

(社)日本朗読検定協会の最新情報をお知らせするBlogです。引用文を除く記事本文の著作権は(社)日本朗読検定協会に帰属します。
朗読検定(R) は登録商標(登録第5249540号)です。 読み聞かせ検定(R) は登録商標(登録第5337712号)です。

認定朗読・読み聞かせ講師の登録数、学生から80代まで、全国2600名以上!
iPhone、iPad、Androidから、朗読検定(R)実技課題をご提出いただけます!

読み聞かせ

光陰矢のごとし

2011年になって、早、一ヶ月。

先週末で、2010年10月期の、全ての受検者の方に通知を送付させていただきました。

今回、6月期の大幅な遅れに比較すると改善はされたものの、2週間ほどの遅れが生じました。

受検者の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。


朗読検定を作る側として携わり、

どうしてこれまで誰もやらなかったのか、

そして、どうして私たちが評価されたのか、

が分かるようになりました。


まず、

1.実技の採点では、機械任せに出来る部分が無いこと

2.実技の採点に多大な時間が掛かること

3.実技の採点をする人に高度な専門性が問われること

が朗読検定の特長です。

特に、準2級、そして2級は一人の方の採点に1時間以上掛かる事も珍しくありません。

「え? 2級も?」

と思われたかもしれませんが、

2級も、試験会場で録音したものを、複数の検定員が聴きます。
必ず、3人以上の検定員を経て、合否の決定をしています。


どうしてこのようにしているか、というと、

検定員の好み

で採点する事を、極力排除するためです。


実は、これはとても時間効率が悪く、短所となってしまう部分です。


しかし、受検者の方には、とても喜ばれています。


「きめ細かなアドバイスをしてくれて、とても助かりました。」

「朗読を続けていく自信ができました。」

「自分がこだわった部分を見つけてくれた事がとてもうれしかったです。」

「伸び悩んでいた理由がわかりました。」


こういったお便りをFAXやメール、時には手紙で下さる方のおかげで、私たちは、

手間暇を掛け、心を込めて採点する姿勢は長所

として考えるようになりました。


朗読検定は、朗読のテストですが、ただ、点数だけを知らせる検定ではありません。


私たちが、あなたの朗読の聴き手となって評価する検定です。


しかし、【テスト】の部分も、しっかりありますので、

「減点を減らし、合格の可能性を高めたい!」

という方は、

日本朗読検定協会 公式メールマガジン

の購読をお薦めいたします。

メールマガジンでは、日本朗読検定協会設立当初から採点に深く携わった村山が、


朗読検定の合格、朗読の上達に役立つ情報


無料で、あなたのケータイや、パソコンにお届けします。

今後は、私だけではなく、朗読検定認定教室のプロフェッサーにも、執筆依頼をしたいと思っています。

パソコンからの購読登録は、本記事最下部の登録フォームから、

ケータイの方は、

a0001238070@mobile.mag2.com

に<空メール送信>で購読登録が出来ます!

日本朗読検定協会 公式メールマガジン
「日本に住まうすべての人に朗読を! そして、誰も見たことがない最高のステージをつくります!」あなたは朗読を学ぶことで楽しみながらカンタンに、<気持ちが伝わる話し方>が身につくことをご存知でしたか? そして、ステージで拍手を貰うあの喜び! 朗読は誰でも気軽に取り組める<演芸>でもあるのです。 朗読検定の最新情報、朗読上達のヒントを、無料であなたにお届けします!

メルマガ購読・解除
日本朗読検定協会 公式メールマガジン
  
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ

読み聞かせ検定、もあるのです。

先日の山陽新聞さんの記事から、


乳幼児を育てる親にとって、子どもに絵本を読んであげるのは、大切なコミュニケーションの一つだろう。ただ、「どんな本を選べばよいか」「読み聞かせのこつは?」と、分からないこともあるはず。そんな疑問に、くらしき作陽大子ども教育学部の浅野泰昌助教(児童文化学・保育内容学)に答えてもらった。

 浅野助教は岡山大学の学生だった時代から、県内の公民館やイベントなどで、読み聞かせ活動をしてきた。読み聞かせは「誰かとつながることができるかけがえのない経験」とし「子どもの創造力や感受性を育む」と指摘する。

 まずは、絵本選びのポイント。乳児には内容よりも言葉や音を重視する方がよいという。つまり、「リンゴ」「イチゴ」など、身近にあるものや言葉が出てくる本や「コロコロ」のように言葉のリズムで子どもが楽しめる本だ。

 4、5歳児になると、架空の物語が理解できるようになってくるそう。「子どもの成長発達に合わせて本を選んで」と浅野助教。インターネットのサイトや書店では年齢に応じた絵本の紹介があるというが「一番大事なのは子どもの興味に寄り添うこと。『何歳だからこの本を読まなければ』と考える必要はない」と強調する。

 次は、読み聞かせのこつ。浅野助教は「めくり」と「声色」が重要とアドバイスする。

 めくりは、ページをめくるタイミング。「演劇でいうフェードイン、フェードアウトのようなもの。突然、何かが登場するときは、素早くめくるなど、強弱をつけて」と呼び掛ける。大切なのは、やはり「子どものペースに合わせる」こと。「『もう一回読んで』と言うこともあるので、子どもの思いに応じて読んであげて」

 声色は「淡々と読むのはダメだが、過剰すぎるのも良くない。物語に色合いをつける程度で」。また、子どもは両親の言葉をまねして覚えるため「美しい日本語を使うことも心掛けてほしい」と注意を促す。

 浅野助教は「時には岡山の昔話など、方言が入った本もいいのでは」と薦めてくれた。

 

2011/01/18 【山陽新聞】



日本朗読検定協会では、読み聞かせ検定も、行っています。

現在は、一部の幼稚園のみで実施していますが、今後は全国の私立幼稚園・保育園に普及推進をしていきます。

読み聞かせコンテスト at KYOTO 西本願寺 聞法会館

今日は京都は西本願寺 聞法会館にて、

「読み聞かせコンテスト」
を行いました。


計画は昨年からしていたのですが、諸般の事情がございまして、開催が決定したのが一ヶ月前。 十分な募集告知が行える時間もありませんでした。

しかし、そんな中、北は北海道から、南は九州まで。
全国から100名以上の方が応募して下さいました。


飛行機、

船、

新幹線、バス等。


本当に、お越しいただくだけで大変だったのではないかと思います。
心より御礼を申し上げます。
ありがとうございました。


さて、今回の読み聞かせコンテストは、

「とくとくとく」中川 晟・作
「はるちゃんのいただきます」大平光代・作

(ともに本願寺出版社刊)

のいずれかを選択課題としておこないました。

審査員は、

バルセロナ五輪シンクロナイズドスイミング・銅メダリスト。
そして、現在はスポーツコメンテーターとして活躍中の、

奥野史子さん。

K−1グランプリにも出場され、49歳の今もベンチプレス200kgを上げる現役格闘家、

清原定一さん。

そして、元・朝日放送のプロデューサーで、現・本願寺出版社の部長、

長屋善洋さん。

以上のお三方にお願い致しました。


・・・長屋部長以外、何の審査かと思われるかもしれませんが、実は、奥野さんも清原さんも、大変朗読や読み聞かせがお好きで、造詣が深い方なのです。


司会進行は、フリーアナウンサーの小川恵理子さん。

午前の部は10:30〜

午後の部は13:00〜

と、2部構成で行なわれ、予選を勝ち抜いた30名の方が実力伯仲の中、競い合いました。

主婦の方や、
contest1


contest3


高校生の方。
koukousei2


koukousei3


皆さん、緊張されながらも素晴らしい読み聞かせを披露してくださいました。
審査員の皆さんだけではなく、会場の全ての方が甲乙付けがたいという印象であったと思います。


しかし、受賞枠は4枠!
採点の集計にも力が入ります。
saiten


採点集計中の待ち時間を楽しませてくれたのは、OSK研修所をトップの成績で卒業されたミュージカルタレント、渡辺愛那さん。
watanabeaina



それでは、この度の激戦を勝ち抜かれた4名の方を発表いたします。


【優勝】
下條 英子さん(福井県)

【準優勝】
平井 みやさん(兵庫県)

【審査員特別賞】
尹 一仙さん(兵庫県)
佐々木 真由美さん(北海道)

syugou


以上の皆さんとなりました。
おめでとうございます!


この度の、「読み聞かせコンテスト」の実現には、参加者の皆さん、そして多くの方々のご協力の賜物です。

ご参加を頂きました皆さん、本当にありがとうございます。

そして、来年は親鸞聖人750回大遠忌法要を控え、ご多忙の折、本コンテストの実現にご尽力を頂きました本願寺出版社 遠山さん、竹中さん、岩佐さん、佐々木さん、ありがとうございました。

特に、審査員としてもご協力を頂きました、長屋善洋部長、ありがとうございました。

そして、後援を快くお引き受け下さいましたKBS京都 事業部 剣持部長、ラジオ営業部の西野さん。
ありがとうございました。

心より御礼申し上げるとともに、是非、来年以降も本イベントの開催実現にご協力を頂けることをお願い申し上げます。


今回は、大変素晴らしい会場でコンテストにご出演になった方も、その点は気持よく読んで頂けて、ご満足を頂けたのではないかと思っております。

しかしながら、ご遠方から、非常に高額な交通費のご負担をいただき、コンテストにご参加頂いたという点では大変申し訳ないという気持ちもございます。

前回に比較して、今回は、進行などで段取りが少し悪かった部分もございました。


今後の目標といたしまして、本選にご出場になられる方の交通費を主催側で負担できるように。
また、地区予選を経て、本選という形を目指していきたいと思います。

地区予選が出来れば皆さんの受賞枠も増えます。

出来るだけ早期に、こういった参加者の方への負担軽減が出来るよう、朗読検定を盛り上げていきます。
そして、コンテストのみならず、朗読、読み聞かせの発表の場を増やしていきたいと思います。


今後とも、日本朗読検定協会をぜひ、応援してください!

読み聞かせ体験教室 in 應典院 〜その1〜


いや〜! 今日は暑かったですね!

29℃ですか、もう真夏と言えなくも無い暑さでした!

そんな暑い中、

大阪市天王寺区にある、大蓮寺(應典院)にて、名門幼稚園のパドマ幼稚園の保護者様を対象に、

読み聞かせ体験教室を行ってきました。

講師はサノスミコ。


ちなみに、大蓮寺さんは、こんなお寺です。

tairenji














ちなみに、大阪府立天王寺高等学校 開校の地でもあるのです。

tenojihs














また、吉本芸人塚もありまして、

yoshimotogd1














こんな立派な石碑なのです!

yoshimotogd2














・・・それで、肝心の研修室の写真なのですが・・・。

別のデジカメで撮っておりまして・・・後日上げます! すみません。。。


まぁ、でも、これはケータイのカメラで撮った写真なのですが、結構きれいに撮れてますよね!?


その肝心の研修、

定員20名のところ、28名もの方保護者様にお集まり頂き、大盛況のうちに終了いたしました!

中にはプロ顔負けの方も多くいらっしゃって、講師のサノスミコも驚いておりました!

アンケート結果でも、絶賛をいただきました!

應典院さんで開講できれば良いですね!

パドマ幼稚園の保護者の皆様、お忙しい中ありがとうございました!

また、秋田園長先生、池野事務局長様もお手伝いをいただきまして、ありがとうございました!

誰が読んでも面白い話を選びましょう。5

最近、一桁の気温になってきて、寒い冬になってきました。

・・・この程度で寒いなんて言うと、

岩手県の佐藤プロフェッサーに笑われそうですが(笑)


さて、私は仕事柄、

「どうしたら朗読が上手になりますか?」

とよく聞かれます。


その時、いつも決まって、

「まず、誰が読んでも面白い話を探してください。」

と言います。

これは、メモしてください。(笑)


まずは、成功体験をするために、

誰が読んでも面白い話を読む

これが重要です。


作品選び、本選び、ですね。


標準語アクセントが苦手?


では、まずはあなたの得意な方言で書かれた物語を読みましょう。

方言の文体で書かれた本は、最近の本でも多いです。


実は先日、小学4年生の長男と、小学1年生の次男が、

目を輝かせて、

「続き読んで〜〜〜!!」

と言って、中々寝なかった本があります。


知りたいですか?

それは、

「京大少年」 (菅 広文・著)です。
京大少年
京大少年
クチコミを見る

ロザン という、吉本の漫才コンビの菅さんという芸人さんが書いた本なのです。

ロザン を知らない方に簡単に説明しますと、

京大法学部卒の宇治原さんと、
大阪府立大学卒の菅さんのコンビ

です。

漫才師の中では、

というか、

一般的に考えても「高学歴」と言われる部類に属する人達だと言えます。

この、ロザンの宇治原さんは、クイズ番組での活躍をよくご存じの方もおられると思います。

その、京大を現役で合格した、宇治原さんの少年時代の話が書かれているのが、この本、「京大少年」です。

とても面白いエピソード満載なので、お薦めです。

話を元に戻しますね。(笑)


私がこの話を読んだのは、

その面白さを誰かと共有したかったから

なのです。

これは非常に大事です。

メモしてくださいね!(笑)


まずは、自分がそう思う作品でないと、

相手には何も伝わりません。


最初は、そういう、「想い」「勢い」だけで良いんです。


すると、自分の中でこんな意識の変化がおきます。


「もうちょっと滑舌よく読めたら、もっと良かったかもしれない」

「読み間違いが多かったなぁ・・・練習しよう。」


そこで、

「もっと練習をしないといけない!!」

となるんです。


朗読の良さって何でしょう?

私は、

誰もがその場でスターになれるところ

だと思います。

本一冊あれば、

いや、暗記していたらそれすら要らない、

身ひとつで周りの人を感動させることが出来る。


お子さんとのコミュニケーションには、スポーツも良いですが、私は朗読、読み聞かせをお薦めします!

私が日本朗読検定協会の人間だから言うのではなく、

本当に!
子どもたちは喜びますよ!
※お子さんには、時々、目を見てあげたり、大げさに演じるとより効果的です!(メモメモ!)

さぁ、面白い本を探しに行きましょう!

・・・見つかったら知らせていただけると嬉しいです。(笑)

京大少年京大少年
著者:菅 広文
販売元:講談社
発売日:2009-11-25
おすすめ度:4.5
クチコミを見る

プロフィール

代表理事

1970年大阪市生まれ。TBS系列で、TV・ラジオ番組の制作、ナレーター・声優事務所の営業マネージャーを経て、日本朗読検定協会設立に携わる。朗読検定(R)開発者。(一社)日本朗読検定協会 代表理事。NHK全国大学放送コンクールでは、第30〜35回の6年連続で本選審査員を務める。実父は文楽の三味線奏者、鶴澤清治。(重要無形文化財保持者/日本藝術院会員)親戚に、同じく文楽の義太夫、六代目竹本織太夫がいる。

読者登録
LINE読者登録QRコード
TagCloud
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ