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新美南吉

文部科学省後援 第6回 青空文庫朗読コンテスト 本選 結果詳報

昨日、

2014年10月4日(土) 12:00〜

大阪は、大丸心斎橋劇場にて、

文部科学省後援 第6回 青空文庫朗読コンテスト 本選

が行われました。

今回は、予選に641名のご応募をいただき、
30名の方が選ばれました。

青空文庫朗読コンテストの予選選考方法ですが、
次回のメールマガジンで、
具体的にお知らせいたします。 

その後も、公式メールマガジンでは、
定期的にコンテストのお話を盛り込んでいきます。
 


ご購読は無料ですので、
ご興味を持ってくださっている方は、ぜひ、ご登録下さい。

一般社団法人日本朗読検定協会 公式メールマガジン
http://www.mag2.com/m/0001238070.html


今回、
本選の審査委員長をお務めくださったのは、
前回でも、審査委員長をお引き受けくださった、
元・ラジオ大阪アナウンサーの、本村忠司さん
本村忠司さん
元ラジオ大阪のアナウンサーというご経歴から、
きめ細かな審査をしてくださいました。

そして、
放送作家の林千代さん
林千代さん
元・阪神高速道路株式会社 社長で、
現・国立京都国際会館館長の木下博夫さん
木下博夫さん
には、
実践の専門家とは異なった観点から、
みなさんの朗読表現が伝わるか、を審査してくださいました。

そして、
スペシャルゲスト審査員には、
女優の三林京子さんにお越しいただきました!
三林京子さん
辛口ながらも愛のあるアドバイスをしてくださり、
出場者のみなさんのみならず、会場のみなさんも、
深く頷き、共感されていました! 

そして、前回、
第5回 青空文庫朗読コンテストにて、金賞を受賞された、
稗田遼子(ひえたりょうこ)さん 
に、金賞受賞の副賞である、特別朗読公演をしていただきました! 

朗読をしてくださった作品は、
稗田さんが、

「せっかく、大阪のみなさまの前で読ませていただけるのでしたら、
大阪にちなんだ物語を・・・」


という、お心遣いから、

信太の狐 (日本の物語絵本)
さねとう あきら
ポプラ社
2004-02





「篠田の狐」 

を読んで下さいました。
稗田遼子さん2
稗田遼子さん1

なお、本作品はさねとうあきら先生が、特別に朗読をすることを許可くださいました。
さねとうあきら先生、ありがとうございました! 


稗田遼子さん、
素晴らしい朗読公演を、ありがとうございました!

 
さて、今回の本選結果の発表です。

金賞受賞 藤岡幸奈さん
藤岡幸奈さん
【金賞】宮沢賢治「注文の多い料理店」
 藤岡幸奈さん(千葉県) 獲得点数78点

藤岡さんには、今回優勝の副賞として、
第7回 青空文庫朗読コンテストに、ゲストとしてお招きいたしまして、
朗読披露をしていただきます。

藤岡さんには、
ご出演料と往復の交通費をお支払いさせていただきます。

岩村朋子さん
【銀賞】芥川龍之介「トロッコ」
 岩村朋子さん(福岡県) 獲得点数77点
※岩村朋子さんは、二級朗読インストラクター資格をお持ちのため、今回で、朗読検定準1級認定者となりました。朗読検定1級、準1級認定基準につきましては、http://www.roudokukentei.jp/about/schedule.html をご覧ください。

原口奈菜さん
【銅賞】宮沢賢治「注文の多い料理店」
 原口奈菜さん(山口県) 獲得点数74点

熊谷百合子さん
【審査員特別賞】吉川英治「宮本武蔵」
 熊谷百合子さん(北海道)

高尾叡人さん
【スポンサー賞】中島敦「悟浄歎異」
 高尾叡人さん(大阪府)

となりました。

受賞された皆さま、おめでとうございます。

第6回 青空文庫朗読コンテスト 本選 記念撮影
そして、今回、ご遠方から本選にお越しくださった方々にも、
心より御礼申し上げます。
ご出場くださり、ありがとうございました!

会場審査員のご協力をしてくださった皆さまにも、
長時間に渡る審査をしてくださり、ありがとうございました!



一般社団法人日本朗読検定協会
専務理事 村山博之


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エリア定員制
http://blog.livedoor.jp/roudokukentei/archives/1837813.html 
 

音楽と朗読の調べ VOL.2 のお知らせ

水野かおりプロフェッサーが、

9/20(土) 15:00〜
 赤穂市民病院 1F ローソン前
http://www.amh.ako.hyogo.jp/new/sub/traffic.html

にて、

「音楽と朗読の調べ Vol.2」

をいたします。

朗読作品は、
新美南吉 「狐」

三島正嗣さんのブルース・ハープの演奏が、
作品世界を情緒豊かに彩ります。
音楽と朗読の調べ
 

新美南吉朗読会 in 名古屋 〜はじめての南吉、再び出逢う南吉〜レポート

11月24日(日)は、
我らが、池上あきこプロフェッサーが主催、
新美南吉生誕100年記念事業実行委員会さんと、
私共、一般社団法人日本朗読検定協会が後援をさせていただいた、

新美南吉朗読会 〜はじめての南吉、再び出逢う南吉〜

が、名古屋市昭和区の、

井手口楽器店さん
井手口楽器店さん
の3Fホール
にて、おこなわれました。

ステージ正面
客席
ホールは、客席とステージが近い、
アットホームな雰囲気。

朗読初体験をするのに、非常に使い勝手の良いホールです。

ヒューマンアカデミー名古屋校
パフォーミングアーツカレッジ
生徒のみなさんの手により、
バックステージ
バックステージの準備もしっかり!

プログラム
当日は、新美南吉の作品の中でも、
ポピュラーなものが選ばれ、
どなたでも楽しめるように工夫されていました。
生徒さんたち1
若い生徒さんたちの感性による、新美南吉作品の朗読は、
新鮮な表現でした。
生徒さんたち2
新美南吉クイズ、も楽しめました。
結構難しい出題でした!

田中敦子さん
ハープ演奏をしてくださったのは、田中敦子さん。
その演奏に、涙をながす方も・・・

池上あきこプロフェッサー
我らが池上プロフェッサー。
太陽の塔のような方です!

池上あきこプロフェッサー&ハープ奏者の田中敦子さん
池上あきこプロフェッサーは、
ハープ奏者の田中敦子さんとコラボ。
「手袋を買いに」を披露してくれました。
しかも、あの部分は伴奏付きの歌で!

記念撮影
ヒューマンアカデミー名古屋校
パフォーミングアーツカレッジ
の生徒のみなさんと。

みなさん、大変楽しい舞台を披露してくださり、
ありがとうございました!

是非、来年、一回りも二回りも成長した、
みなさんの朗読が聴けることを楽しみにしています!

第5回 青空文庫朗読コンテスト本選 結果詳報

2013年9月28日(土)に行なわれた、
第5回 青空文庫朗読コンテスト 本選の結果詳報です。

青空文庫朗読コンテストは、プロ・アマ混合でおこなっております。

今回は、コンテストの“審査理念の確立”を図る回でもありました。


その審査理念とは、


“技術だけでなく、
 技術を超越したものも評価する”


です。

審査員のバランスもそのようにいたしました。


専門家 2名   ※一人あたり20点
非専門家2名   ※一人あたり20点
会場審査員20名 ※一人あたり1点


合計100点となっています。


技術を評価する、とは何でしょうか。
技術の未熟さや、ミスを減点していく減点法です。


技術を超越したもの、とは何でしょうか。
期待値を上回った時の感動から付ける加点法です。


技術のみを評価の軸にしてしまうと、
プロや、セミプロの人だけが有利になります。


コンテストである以上、
受賞を決めるのは審査員の評点となります。


プロやセミプロの人にも、
アマチュアの人にも、
等しく、受賞のチャンスが与えられること。

これが、青空文庫朗読コンテストです。
予選からこの形を貫いています。


そんな審査から選ばれた30名の方々による本選です。


会場に来られた方々は、


「本当にレベルが高かった。」
「誰がなってもおかしくない。」


と口々に言っておられました。

当日は、
当日の入り口受付
開場前から行列が出来ました。


恒例の、ステージから客席を臨む写真です。
ステージから客席を望む
阿倍野区民センター大ホール、
とても立派なホールでした!
審査の様子
元ラジオ大阪アナウンサー本村忠司さんを審査委員長に、
柳内光子さん(浦安商工会議所 会頭)
西川仁志さん(大阪城南女子短期大学 学長)
葉月のりこさん(一般社団法人日本朗読検定協会 認定プロフェッサー)

以上の審査員4名。

そして、当日、抽選にてご協力くださった、
20名の会場審査員のみなさんに審査をしていただきました。
会場審査にご協力くださったみなさま、
長時間、審査にご協力いただき、本当にありがとうございました!

さて、今回の審査は大変難しかったと聞きます。
入賞があまりにも僅差であったことから、
当日、一つ、「特別賞」が増えました。

その名も、「キリンビール賞」です。
麒麟麦酒株式会社様、ありがとうございました!

さて、そのキリンビール賞を受賞したのは、
キリンビール賞の嶋多佳子さん
嶋多佳子さん
キリンビール賞(特別賞)
嶋 多佳子さん 芥川龍之介「杜子春」

朗読のコンテストに出場されるのは、高校生の時以来という嶋さん、


嶋さん「これからも、コンテストにチャレンジしていきたいです」

とのこと。
嶋さん、これからもがんばってくださいね!


そして、審査員特別賞を受賞されたのは、
審査員特別賞の渡辺利子さん
渡辺利子さん
出場者最高齢、76歳の、
渡辺 利子さん 芥川龍之介「蜘蛛の糸」


渡辺さん、おめでとうございます!


さて、
ここからが、朗読検定準1級、または、
朗読検定1級の合格基準に関わる入賞となります。

銅賞受賞は、総獲得点数69点、
銅賞受賞者の山本寿実さん
山本寿実さん
山本 寿実さん 夏目漱石「夢十夜」


山本さん「まさか入賞できるとは思っていなかったので、本当に驚いています。これからも、これを励みに朗読を続けていきたいです」


とのこと。
山本さん、ずっとずっと朗読を続けていってくださいね!


準優勝、銀賞受賞は、総獲得点数70点。
銀賞受賞の高橋淳子さん
高橋淳子さん
高橋 淳子さん 新美南吉「里の春、山の春」


高橋さん「びっくりして、声が出ていません。主人が応援に来てくれているので、主人にありがとうと伝えたいです」

なんと!高橋さんは、新婚ホヤホヤだそうです!
優しいご主人と受賞の喜びを分かち合ってくださいね!

そして、
第5回 青空文庫朗読コンテスト 本選を制したのはこの方です!

優勝、金賞受賞は、総獲得点数73点。
金賞受賞の稗田遼子さん
稗田遼子さん
稗田 遼子さん 小泉八雲「耳無芳一の話」

稗田さん「私は栃木県から来ました。今回、レベルの高いみなさんと一緒に朗読をすることが出来たことだけでも光栄だと思っていました。そんな中、金賞を受賞できて本当にうれしいです。ありがとうございました。」

稗田さん、来年は稗田さんに朗読をしていただきますよ!
今回のように、また、聴く人を楽しませる朗読をしていただけることを楽しみにしています!

さて、今回も残念ながら1級認定基準に達する方はおられませんでした。

朗読検定1級の認定基準は、
準1級と同じく、朗読検定2級の合格が必要ですが、

すべての審査員が持ち点の90%以上を付け、金賞受賞することとなります。

つまり、

4名の審査員の持ち点がそれぞれ20点満点ですから、
全員が18点以上を付け、(18点×4名)
会場審査員20名のうち、18人が投票する、

非常に難しい認定基準となっております。

この基準になってからは、まだ1級認定者はおられません。

朗読検定試験としての、今回の準1級認定者は、
高橋淳子さん(既に朗読検定2級合格者のため、即時、準1級認定者となりました)

暫定合格者として、準1級認定者は、
稗田遼子さん
山本寿実さん
以上のお二人は、朗読検定2級に合格後、準1級認定者となります。

受賞されたみなさん、
本当におめでとうございます!

また、今回、惜しくも受賞を逃されたみなさまも、
それぞれに、最高の朗読を聴かせてくださいました!

あなたがステージ上で聴いた拍手は、あなたへの評価です。
それは、決して小さな拍手では無かったはずです。

本選に出場したという時点で、既に高い評価を得ているのです。
自信を持ってください。

そして、「観客」の前で読む朗読コンテストであるということを意識して、
来年もチャレンジしてください。

「観客」とは、「人」です。
審査員も人。

これが受賞のための最大のヒントです。

来年の6月まで考えてみてください!

「新美南吉を読もう!」inアクロス福岡 プログラム

「新美南吉を読もう!」inアクロス福岡
出演者のみなさん と 朗読する作品
※敬称略

1 福岡・三浦博恵 ごん狐
2 福岡・野口和夫 うた時計
3 福岡・伏原美智子 小さい太郎の悲しみ
4 福岡・富永あさ重 落とした一銭銅貨
5 福岡・立石鶴代 ごん狐
6 福岡・吉田鈴江 
7 福岡・片山光代 
8 福岡・野田泰裕 デンデンムシ
9 福岡・藤みか 飴だま
10 福岡・今田洋子 おじいさんのランプ
11 福岡・前田のぞみ ごん狐
12 福岡・井上美智代 デンデンムシ
13 福岡・古川美香 売られていった靴
14 福岡・白水みどり 牛をつないだ椿の木
15 福岡・浅山ヒロ子 久助君の話
16 鹿児島・志摩美友 がちょうのたんじょうび
17 福岡・武田智佳子 こぞうさんのおきょう
18 福岡・武田怜子 デンデンムシノ カナシミ
19 福岡・浦上典子 ごん狐
20 福岡・山中民恵 花のき村と盗人たち
21 山口・上重典子 うまれて来る雀達
22 大阪・日下昭子 去年の木
23 愛知・武田あさひ がちょうのたんじょうび
24 神奈川・圓藤孝子 手袋を買いに
25 東京・前田裕己 デンデンムシノ カナシミ
26 北海道・石橋玲 去年の木

27 東京・佐川友理 手袋を買いに・ナレ1&子2
28 福岡・日高悠美 手袋を買いに・ナレ2&子3
29 福岡・北里利恵 手袋を買いに・ナレ3&子1

(ナレ=ナレーション、子=子狐)


母狐 葉月のりこ


デモンストレーション
佐川友理 手袋を買いに(英語版)
葉月のりこ 王さまと靴屋


ゲスト
飯干大嵩さん

飯干大嵩 鍛冶屋の子
(第4回青空文庫朗読の輪コンテスト銀賞・朗読検定準1級)


スペシャルゲスト
河面十恵子さん

河面十恵子
 
(元KBCアナウンサー・朗読教室主宰)

プロフィール

代表理事

1970年大阪市生まれ。TBS系列で、TV・ラジオ番組の制作、ナレーター・声優事務所の営業マネージャーを経て、日本朗読検定協会設立に携わる。朗読検定(R)開発者。(一社)日本朗読検定協会 代表理事。NHK全国大学放送コンクールでは、第30〜35回の6年連続で本選審査員を務める。実父は文楽の三味線奏者、鶴澤清治。(重要無形文化財保持者/日本藝術院会員)親戚に、同じく文楽の義太夫、六代目竹本織太夫がいる。

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