昨日、岩手県の尾形先生、佐藤先生からメールでお知らせをいただきました。
「岩手県教育委員会の後援が決定いたしました!」
とのこと!
もちろん、
『青空文庫朗読の輪コンテスト』
の後援です!
お申し込み、作品提出の期限が9月30日までなので、
コンテストの参加をご検討中のみなさまは、お早めにお申し込みください!
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桜も咲き、やっと春らしさが出てきた今日この頃。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
私たち日本朗読検定協会も、東日本大震災以降、被災者の方からのお問い合わせをたくさんいただき、対応に追われていました。
被災地から受検してくださった皆様、まずはご安心下さい。
受検資格も有効ですし、課題提出の期限も来年3月末まで有効です。
さて、以前から申し上げておりました、
一般社団法人設立
の準備が整いました。
これから、定款の認証という手続きを経て、登記手続に入ります。
5月中には登記完了という予定です。
もちろん、これまでに合格された方の資格認定も引き継がれますのでご安心下さい。
平成二十年度文化庁芸術祭参加公演 三絃ルネッサンス〜今藤長十郎の世界〜
【速報レポート】
当日、ご遠方からもたくさんのお客様にお越し頂き、初の大阪公演にも関わらず、定員277名の心斎橋そごう劇場が午前の部、午後の部ともにほぼ満杯という状態で大成功を収めることが出来ました。
この場をお借りして、ご来場頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。
今藤事務所 日本朗読検定協会
さて、
実は私、邦楽には全く縁がございませんでした。
今年で38歳ですが、これまでの人生を思い出しても3度しか観たことはございません。
一度目は小学校か中学校時代に学校で観た文楽公演。
二度目は母親に無理矢理連れて行かれた国立文楽劇場での文楽の公演。
三度目は今年、京都で有った「京おどり」。
この3回しか観たことも聴いたことも無かったのです。
今日、私がスタッフとしても携わった今回の公演で思い知りました。
使い古された言葉で言いますが、
「目から鱗が落ちた」とはこの事です。
和楽器の奏でる音色の豊かさ、
緻密でありながらダイナミックな旋律。
そして心を揺さぶる長唄の歌声。
喩えが正しいかどうか自信がありませんが、私はこれこそ、
「純」日本のJAZZじゃないか!
そう感じました。
曲もスタンダードがあり、
演奏もアドリブがある・・・まさにJAZZでした。
と、そんな「純」日本のJAZZミュージック「長唄」と、「朗読」のコラボレーションは今回の公演のテーマの一つです。
古より紡いできたもの(伝統)と、新しいものとの融合(フュージョン)。
皆さんも存分に堪能されたのではないでしょうか。
しかし残念です。
本当に残念。
今回のこの公演を観て頂けなかった方がおられるという事が非常に残念です。
それほど素晴らしい演奏と朗読でした。
本当にDVDにして発売したい位です。
半分も伝わらないとは思いますが、
この公演をご覧になれなかった方々への罪滅ぼしも兼ねて、
貴重な写真を独占公開いたします。
リハーサル中の今藤長十郎
浜村淳さんとのリハーサル
浜村淳さんが司会も務めてくださいました。
「心のこだま」
三味線:四世 今藤長十郎
箏:萩岡松韻(はぎおかしょういん)
「三曲糸の調」
三味線:四世 今藤長十郎
三味線:今藤長由利(いまふじちょうゆり)
唄:今藤郁子
唄:杵屋秀子
「浜村流」ユーモアに思わず笑みをこぼす四世 今藤長十郎
「藤紫抄より 藤波 むらさきしきぶ」
唄:今藤郁子
唄:杵屋秀子
三味線:今藤長十郎
三味線:今藤長由利
笛:福原寛
打物:藤舎呂英(とうしゃろえい)
打物:望月清三郎(もちづきせいざぶろう)
箏:萩岡松韻
「源氏物語 花はむらさき より藤壷の中宮」
朗読:浜村淳
三味線:今藤長十郎
笛:福原寛
打物:藤舎呂英
シンセサイザー:小松原まさし
松坂慶子さんの大ヒット曲、「愛の水中花」の作曲で有名な小松原まさし先生がこの日の為に作曲と演奏に参加してくださいました!
ささやかですが、売り上げから、読売光と愛の事業団に寄付させていただきました。
大阪支部事務局長の福田さん、わざわざご足労いただきましてありがとうございました!
こんなに多くのお客様で賑わいました!
当日お越し頂いた皆様、重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました!
代表理事
1970年大阪市生まれ。TBS系列で、TV・ラジオ番組の制作、ナレーター・声優事務所の営業マネージャーを経て、日本朗読検定協会設立に携わる。朗読検定(R)開発者。(一社)日本朗読検定協会 代表理事。NHK全国大学放送コンクールでは、第30〜35回の6年連続で本選審査員を務める。実父は文楽の三味線奏者、鶴澤清治。(重要無形文化財保持者/日本藝術院会員)親戚に、同じく文楽の義太夫、六代目竹本織太夫がいる。