(社)日本朗読検定協会 公式BLOG

(社)日本朗読検定協会の最新情報をお知らせするBlogです。引用文を除く記事本文の著作権は(社)日本朗読検定協会に帰属します。
朗読検定(R) は登録商標(登録第5249540号)です。 読み聞かせ検定(R) は登録商標(登録第5337712号)です。

認定朗読・読み聞かせ講師の登録数、学生から80代まで、全国2600名以上!
iPhone、iPad、Androidから、朗読検定(R)実技課題をご提出いただけます!

4級

採点項目解説 【朗読検定4級】

昨晩は暑かったですね・・・

大阪はかなり寝苦しい夜でした。

私は最近、網戸にして寝ています。

それでも蒸し暑いのですけどね・・・


さて、6月期の朗読検定の受検要項は先日発表させていただきました。

色々とご質問頂いている事もありますので、採点項目の説明をさせていただきましょう。

これも各級ごとに説明させていただきます。

まずは4級。

説明が必要な採点項目のみ解説いたします。



最初に発声課題【発音安定性】ですが、課題はロングトーンといい、


「あーーーーーーーーー」


と、12秒間発声する課題です。

発音の安定性とはどういう意味か、具体的に言いますと、


「あーーーーーーーーーーーぉぉぉぉ・・・」


となったりしていないか、という事です。

発声課題では他に【時間】【声量】を採点しますが、これについては説明不要ですね。 言葉の意味そのままとなりますので割愛させていただきます。


次に、滑舌課題。 早口言葉です。

【正確さ・滑舌】という採点項目ですが、極端な例ですが、


「なむぎなご」

このように、

「生麦生米生卵」

が上記のように聞こえる場合などは減点対象となります。
一音一音、しっかりと発音しましょう。


そして、【リズム】という採点項目ですが、これも重要です。

得意な部分と苦手な部分で、読む速さが極端に違う場合に減点される採点項目です。

これは良い例で表したほうが分かりやすいでしょうか。
( )内はメトロノームをイメージしてください。
※実際にはメトロノームは使わなくても結構です

なまむぎ なまごめ なまたまご
(コッ)   (コッ)   (コッ)    (コッ)


言葉が一つ一つのカタマリとして、リズムがきれいに出ているのが重要なポイントです。


次に、減点される例です。

なまむぎ なまごめ なまた  ま ご
(コッ)   (コッ)   (コッ)    (コッ)


・・・生麦生米生卵、では中々こうはなりませんが、言葉のカタマリが乱れてしまっている場合や、速く読んでいるところと、ゆっくり読んでいるところの差が大きい場合に減点されます。

一定のリズムを感じさせるように読んでください。


3つ目。 作品朗読課題です。

まず、【情景描写】ですが、

・・・これは、読み方の工夫が出来ているか、ですね。

具体的に書いてしまうと、表現の仕方を制限してしまう事にもなってしまうので、聴き手が物語の情景を思い浮かべられるように読む工夫、という事だと思って下さい。

課題はとても短い文章になりますが、何も考えずに、さらっと読んでしまうと聴き手に何も伝わらないという重要部分です。

冒頭の読みは、人に聴かせる際の“ツカミ”と言えます。

聴き手を物語の世界に引き込む読み方を考えて読みましょう。


関連する採点項目に、【読む速度と間の取り方】ですが、聴き手には原稿が無く、初めて聴く話だと思って読んで下さい。

例えば、全体的に速すぎたり、遅すぎるという場合に減点となります。


他には【滑舌】が採点項目としてあります。

短い文章なので、しっかりと練習して読めば大丈夫でしょう。


6月期 朗読検定4級 受検要項詳細

全級共通実技課題作品 宮沢賢治・作「注文の多い料理店」

【4級】
 4級の目的 筆記 ※50点満点
  ・発声方法の基礎知識を身につけているか
  ・朗読に関する初歩的な知識を身につけているか(文学作品等)

 4級の目的 実技 ※50点満点
  ・発声が出来ているか
  ・明瞭に、正確に読むことが出来ているか(読み間違い、滑舌)
  ・早口言葉、滑舌課題が明瞭に読めているか
  ・作品朗読の"語り"部分を情景描写や間の取り方に工夫して正確に読めているか

 実技試験内容と採点項目  実技合計 50点満点 40点以上で合格とする
 1.発声課題 ロングトーン12秒 (各項目5点 合計15点)
  ・時間(規定時間をクリア出来ているか)
  ・声量(しっかりと発声出来ているか)
  ・発音安定性(最後まで発音が安定しているか)

 2.滑舌課題 早口言葉 (各項目5点 合計15点)
  ・時間(規定時間内に読み終えられているか)
  ・正確さ・滑舌(間違いなく、明瞭に、正しいアクセントで読めているか)
  ・リズム(苦手な部分が遅くなっていないか)

 3.作品朗読 「注文の多い料理店」より "語り"部分(各項目5点 合計20点)
  ・情景描写(情景描写を伝える読み方の工夫が出来ているか)
  ・読む速度と間の取り方(聴きやすい速度と間が取れているか)
  ・正確さ(間違いなく、正しいアクセントで読めているか)
  ・滑舌(明瞭に発音出来ているか)

プロフィール

代表理事

1970年大阪市生まれ。TBS系列で、TV・ラジオ番組の制作、ナレーター・声優事務所の営業マネージャーを経て、日本朗読検定協会設立に携わる。朗読検定(R)開発者。(一社)(一社)日本朗読検定協会 代表理事。NHK全国大学放送コンクールでは、第30〜41回の11年連続で本選審査員を務める。実父は文楽の三味線奏者、鶴澤清治。(重要無形文化財保持者/日本藝術院会員)従兄弟に、同じく文楽の義太夫、六代目竹本織太夫がいる。

読者登録
LINE読者登録QRコード
TagCloud
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ